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講義名 統計学
(副題) 1~3クラス
開講責任部署
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 1.5 時間 23.30
代表曜日 木曜日 代表時限 新カリ2限
校地
科目分類名 基礎教育科目
科目分野名 統計学
対象学科・年次 2年次
必修/選択 必修

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 内田 吉昭数学

一般目標(GIO) 医薬品に対する評価において広く活用されている統計学の基礎を身に着ける.特に,確率分布や仮説検定,区間推定の基本的な考え方や1個の母集団に対する統計的手法について理解し,分析結果を適切に解釈できるようになることを目標とする.
到達目標(SBOs) 1.データの記述方法を理解し,適切な場面で活用することができる.
2. 公理的確率の定義を理解する。
3. 確率変数と確率分布の概念を理解し,確率,平均,分散等の計算を行うことができる.
4. 正規分布,t分布,カイ二乗分布の特性を理解し,上側パーセント点,下側パーセント点を求めることができる.
5. 母集団と標本の概念を理解する.
6. 統計量の分布特性を理解する.
7. 仮説検定の概念を正しく理解し,過誤を調整する方法を説明することができる.
8.区間推定の概念を正しく理解し,信頼水準について説明することができる.
9.仮説検定や区間推定で得られた結果を適切に評価することができる.
準備学習(予習・復習等) 予習は特に必要ありません.復習は30分から1時間程度行ってください.
授業内容
担当教員項目内容コアカリNo
第1回内田 吉昭導入
統計学・疫学の必要性,データの尺度
E3-(1)-⑤-1~7
第2回内田 吉昭1変量の記述統計度数分布表,ヒストグラム,データの平均・分散・変動係数,四分位数,パーセンタイル,標準化E3-(1)-⑤-1~7
第3回内田 吉昭2変量の記述統計散布図,データの共分散・相関係数,分割表
E3-(1)-⑤-1~7
第4回内田 吉昭確率と確率変数(1)
確率の定義,条件付き確率の定義,確率変数,確率変数の種類(基礎)
E3-(1)-⑤-1~7
第5回内田 吉昭確率と確率変数(2)
確率の定義,条件付き確率の定義,確率変数,確率変数の種類(応用)
E3-(1)-⑤-1~7
第6回内田 吉昭離散型確率分布(1)
確率関数,分布関数,平均・分散(応用として尖度・歪度の紹介)
E3-(1)-⑤-1~7
第7回内田 吉昭離散型確率分布(2)
ベルヌーイ分布,二項分布,ポアソン分布,負の二項分布
E3-(1)-⑤-1~7
第8回内田 吉昭連続型確率分布(1)
確率密度関数,分布関数,平均・分散(応用として尖度・歪度の紹介),上側・下側パーセント点
E3-(1)-⑤-1~7
第9回内田 吉昭連続型確率分布(2)指数分布,正規分布,カイ二乗分布,t分布,F分布
E3-(1)-⑤-1~7
第10回内田 吉昭多変量の確率分布
2変数の確率分布,周辺分布,条件付き分布,確率変数の独立,正規分布とカイ二乗分布,t分布,F分布の関係
E3-(1)-⑤-1~7
第11回内田 吉昭母集団と標本

母集団,サンプリングデザイン(単純無作為抽出法,系統抽出法,多段抽出法,層別抽出法)
E3-(1)-⑤-1~7
第12回内田 吉昭推測統計の基礎事項
統計的推測,仮説検定,区間推定の基礎知識(不偏推定,一致推定,中心極限定理,仮説検定の仕組み,有意水準,第1種の過誤,第2種の過誤,信頼水準)
E3-(1)-⑤-1~7
第13回内田 吉昭1標本問題の統計解析(1)二項母集団の仮説検定・区間推定
E3-(1)-⑤-1~7
第14回内田 吉昭1標本問題の統計解析(2)正規母集団の仮説検定・区間推定
E3-(1)-⑤-1~7
授業方法 講義形式で行う.
成績評価の方法・基準およびフィードバック ・定期試験と平常点(配点内訳:小テスト,課題レポート,受講態度等)で100点満点とする.
・フィードバックは答案開示等で行う。
教科書 出版予定の教科書を使用予定.詳細は決まり次第掲示する.
指定参考書 特になし
オフィスアワー 授業前後や研究室在室時は対応可.
学位授与の方針との関連 2.薬学・医療の進歩と改善に貢献できる科学的思考力,課題発見能力,問題解決能力を有すること.
英文科目名 Statistics