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講義名 医療統計学Ⅰ
(副題) 1~3クラス
開講責任部署
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 1.5 時間 22.50
代表曜日 金曜日 代表時限 新カリ1限
校地
科目分類名 専門教育科目
科目分野名 医療薬学
対象学科・年次 2年次
必修/選択 必修

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 首藤 信通医療データサイエンス
教授田中 佐智子疾病予防学
准教授佐藤 敦疾病予防学

一般目標(GIO) 医薬品開発,治験業務,薬剤疫学などの領域における統計科学・疫学の重要項目について基礎知識を習得し,実問題に応用する能力を身につける。
到達目標(SBOs) 1.統計的推測(特に点推定,区間推定,仮説検定)の考え方を説明することができる。
2.医薬品開発の過程や評価方法を概説することができる。
3.根拠に基づく医療(EBM:Evidence-Based Medicine)の考え方と実践のプロセスを概説することができる。
4.各種データ解析の理論や特徴を理解し,データ解析の目的に応じた適切な解析方法を選択することができる。
5.実際のデータに対してデータ解析を実行し,データ解析結果を他者に説明することができる。
準備学習(予習・復習等) 予習: 統計学(2年前期)の学習内容を確認する。また,WebClassで公開される配付資料,担当教員の指定する参考文献の該当箇所を一読する。
復習: 配付資料を再度確認する。理解が追い付かない箇所があれば,関連する文献を読む,他の履修者と議論する,担当教員に質問するなど,履修者自身の積極的な取り組みにより,不明な箇所を残さないよう学習する。
予習・復習1時間
授業内容
担当教員項目内容コアカリNo
第1回首藤 信通導入・統計学の復習母集団と標本,仮説検定・区間推定について復習するA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第2回田中 佐智子医薬品開発と医薬品評価医薬品の開発過程・市販後に行われる医薬品評価を学ぶE3-(1)-①
第3回田中 佐智子EBMの概念と実践EBMの基本概念と実践について学ぶE3-(1)-④
第4回首藤 信通2群比較のための統計解析2個の二項母集団,正規母集団における仮説検定・区間推定について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第5回首藤 信通多群比較のための統計解析(1)1元配置分散分析,2元配置分散分析について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第6回首藤 信通多群比較のための統計解析(2)多重比較法(Dunnett法,Tukey法,Bonferroni法等)について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第7回首藤 信通相関係数に関する統計解析母相関係数に関する仮説検定・区間推定について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第8回首藤 信通回帰モデルによる統計解析(1)線形回帰係数に関する仮説検定・区間推定について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第9回首藤 信通回帰モデルによる統計解析(2)重回帰モデル,Logistic回帰モデル,モデルの評価規準について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第10回首藤 信通生存時間解析生存曲線,Kaplan-Meier推定法について学ぶA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第11回首藤 信通データ解析PBL(1)病院・薬局のデータ例を用いたデータ解析PBLを行うA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第12回首藤 信通データ解析PBL(2)病院・薬局のデータ例を用いたデータ解析PBLを行うA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第13回首藤 信通データ解析PBL(3)病院・薬局のデータ例を用いたデータ解析PBLを行うA1-(1)-②-4,E3-(1)-⑤,⑥
第14回首藤 信通総括総括A1-(1)-②-4,E3-(1)-①,④,⑤,⑥
授業方法 講義(対面)
成績評価の方法・基準およびフィードバック 成績評価の方法・基準:定期試験,提出課題を総合的に評価し,合計点が満点の6割以上の履修者を合格とする。
フィードバック:課題に対する解答例・解説の配付,答案の閲覧
教科書 トピックごとに配付資料を用意する。
指定参考書 「統計学」で指定する教科書を適宜利用する場合があるので,持参すること。
オフィスアワー 授業前後とする。その他の日時については各担当教員にメールで事前に連絡すること。
学位授与の方針との関連 2.薬学・医療の進歩と改善に貢献できる科学的思考力,課題発見能力,問題解決能力を有すること。
英文科目名 Medical Statistics 1